ランニングフォームの極意をつかんだかもしれない?!
お尻ランニングのおかげで、脚の痛みなく10~15キロ程度は走れるようになりましたが、
「お尻を前に出す」意識で、股関節あたりに力は入っていますし、
10キロ過ぎると膝の張り、違和感はやはり出てきます。
もっと楽に走れるフォームがあるはず、と思い追求中です。
ある瞬間で、「骨盤がうまく回旋し、上半身とか下半身がうまく連動した」感じがありました。
リズムよく、地面からの反発をトントントンともらい、
体のどこにも力を入れず走れました。
これを再現したいと思い、「よく腕を振る」「体をでんでん太鼓のように回す」など
いろいろ試しながら走るのですが、うまくいきませんでした。
そして最近、トレラン練習後の疲れが残る中で、あえて15キロと長めに走ってみました。
疲れた状態で走れば、自然と楽なフォームに近づくかもしれない?と。
走ってみるとやはり疲れが残っており、15キロもやめようかな~という心理状態でした。
そして約8キロ過ぎ、疲れてきたなというタイミングで、
予想通り、その瞬間は訪れました。
上半身と下半身のねじれだけで前にすいすい進みます。
これだ!
今の自分のフォーム!
どうなってる!!?
と、無意識化でのフォームに神経を集中させました。
すると、腕振りがいつもよりもコンパクトになっていました。
更に、横にスイングしていました。
いつもの私の腕振りは、肩より後ろあたりで、前後にクルクル回すように大きめに腕振りしていました。
その腕振りが一番楽だと思っていたのですが、長く走ると肩も凝っていました。
腕振りとコンパクトにしたことで、脚の運びとリズムも合った気がします。
そしてピッチも若干上がりました。
横向きにスイングすることで、骨盤がうまく捻られるようになりました。
お尻歩きのイメージというか、雑巾か何かを絞っている感覚というか。
うまく文章化できませんが、そのようにして楽なフォームの再現性を持たせることができました。
しかし、集中力をなくしてしまうと、フォームが崩れてしまいます。
13キロ過ぎて、膝が痛くなり始めたのですが、再度腕振りを意識します。
この時、上半身をできるだけリラックスさせると上手くいき、
膝の痛みも感じなくなりました。そしてそのまま15キロを走り終えました。
結局私には上半身に余計な力が入っており、骨盤がうまく回旋できなかったのだと思いました。
疲れている時にあえて走ったのは、昔の漫画「ダイの大冒険」でダイが大地斬を覚えて時の、この言葉が頭にあったからです。
ありがとうアバン先生!!
アバン流走殺法です。
まとめると
・腕振りをコンパクトに、やや横に振るように。
・上半身をリラックス
それだけのことでした^^;
よく書かれていることですし、なんで今まで気づかなかったのだろう。
でも、この走り方を意識すると本当に楽になりました。
まだ、走っている全ての時間で楽なフォームがとれるわけではなく、
力んでいる場面の方が多いです。
更に、ペースを遅くすると上手くいかず、上半身と下半身がバラバラになってしまいます。これが課題です。
もっと練習して、無意識化でも再現できるようにしていきたいです^^