トレイルラン練習の振り返りと、目標
先日の一人トレラン練習で、得たものが色々ありましたので書いてみます。
概要
泉ヶ岳スプリングバレースキー場スタート ~ 北泉ヶ岳山頂 ~ 泉ヶ岳山頂~ スキー場
23kmを4時間4分で踏破しました。
装備
・マムート半袖ジップシャツ(速乾性が凄い、登山時のお気に入り)
・ポリエステル製のハーフパンツ(ワークマンで購入、ポケットが多い)
・マムートのトレッキングシューズ(ゴアテクス性ですがトレラン用ではありません)
・サロモンの20リットルバックパック(今回のために購入)
・サンバイザー(太陽光が届かないほどの森林だったのですが、かっこつけるために笑)
・滑り止め手袋(ワークマンで99円で購入)
・CASIOの安いデジタル時計(ガーミンを付けたかったのですが、傷をつけたくなかった)
食料
・グリーンダカラ1.2リットル(ハイドレーションに入れて)
・羊羹2つ
・1本200kcalのゼリー2つ
・魚肉ソーセージ1本
・無印良品の干し芋、ドライフルーツ
・塩タブレット4個
その他備品
・地図
・救急セット
・ゲーター(足首から水の侵入を防ぐ)
・モンベルのストームクルーザー(上のみ)
・マムートの長袖ジップシャツ
・熊よけ鈴
反省点①
17kmコースを行く予定でしたが途中コースアウトし
6km(約40分)余計に走ってしまいました。
道を戻る時は本当に嫌になり、このまま終えて帰ろうかと思いましたが、
なんとか走り切りました。
地図を持ちながら走っても、初めての道はやはり難しいです。
本番では案内表示もあると思うので迷う可能性は低くなりますが、
一度立ち止まって慎重に進んでいきたいです。
反省点②
食料が多かったです。
結局食べたのはゼリー1個、干し芋、羊羹と塩タブレットだけでした。
心配性なのでいつも多めに食料は持つのですが、
当たり前ですが重くなり後半で肩が悲鳴をあげました。
本番ではエイドを活用して、食料の軽量化を図ります。
反省点③
後半で、汗冷えがかなりありました。
この日の気温は22度ほどで霧もあり。
着替えは一応用意していましたが長袖で、
それでは暑くなりそうで結局着替えず走り切りました。
嵩張らない衣類を1セット持っても良かったかもしれません。
反省点④
水分不足になりました。
これが一番の反省です。マジで命に関わります。
ラスト6キロほど、これから急登をいくという段階で、
まさかの水分切れ…。
原因はこれです。
いつも登山の時はペットボトルに飲料を入れていくのですが、
取り出しやすいよう、ハイドレーションに入れていきました。
飲むこと自体は楽になるのですが、残量が分かりませんでした。
ちびちび飲んでいたつもりなのに、まさか無くなるとは…。
泉ヶ岳は水場もないので、この日が真夏日だったらと思うと恐怖です。
これは本当に反省です。
本番ではエイドで飲むこともできますが、
水分は多めに!そして予備の水分も携行すべきですね。
反省点⑤
両足の薬指が「黒爪」になりました。
「爪下血種(そうかけっしゅ)」というものらしいです。
私のはまだ薄黒いのですぐ治ると思いますが、それなりに痛みます。
靴下と5本指のものにする、爪を切る、紐の結び方など
予防策はあるようです。
しかし根本的な走り方の問題なような気がします。
まだまだ下りでブレーキをかけてしまっているのでしょう。練習です。
なんだか反省ばかりですが、
楽しい発見もありました。
得た知見①
トレランの本で学んだ、登り方を実践したら、かなり楽に登れました。
以前は登山の時、思いきり前太ももを上げていましたし、
わりと大股で登って、体力でごまかしていました。
今回は「両手は膝に」、「上ではなく前だけを見る」、「お尻を引き上げて登る」を
意識したら、すいすい登れました。
今後の登山にも生かせそうです!
得た知見②
今回の練習前に、ザックを新調し、これがかなり良かったです。
憧れのサロモン
容量20リットルなので、上記の装備を詰めてもまだ余りがあります。
軽量ですし、ベルトで上半身にがっちり固定できます。
横に振られることもなく、体にフィットしたまま走れました。
個人的に「トレランとしてはサロモン!」という意識があり、
アマゾンで1万円程で買う気でいたのですが、
セカンドストリートで運よく2000円で買うことができました^^
中古ですが使用感すらない美品で、ラッキーでした。
得た知見③
日頃のお尻ランニングがトレランでも役立ちました。
場所は変わっても、お尻を前に出す、内転筋を使う、着地は内側、と
意識すると、脚の疲れ、痛みを感じないまま最後まで
走りきることができました。
翌日になっても、脚のだるさはあるものの、痛みなし!
膝を痛めることは覚悟して走ったのですが、驚きです。
お尻ランニングをやっていて良かったです^^
そして何より・・・
得た知見④
トレランは楽しい
山道を走るのはとにかく転びそうで、恐怖心は常にありますが、
ふかふかした土の上は気持ちいいです。
ちょっとした下り道をスピード出して駆け抜けるのは最高でした。
ずっと走っているわけではなく、急登はスピードを緩める必要もあり、
メリハリがあって飽きません。
今回も4時間があっという間に感じられました。
ロードのランで4時間走るのは、正直単調に感じるかもしれません。
トレランは長い趣味になるかもしれません。
早速、宮城以外の近郊で行われている大会を調べました。
今年は開催が難しいところが多いですが、今後挑戦していきたいです^^
大会の目標
とりあえず泉ヶ岳トレランが無事に開催されたら、
まずは完走が目標です。
どういう天候になるか分かりませんし、
下りではかなり危険も伴います。怪我無く終えたい。
と同時に、4時間を切りたい という思いもあります。
トレランでもサブ4達成させたいです^^
大会なんて距離もコースも変わるのでサブ4と言うのに意味はありませんが、
順位を競うというより、自分との闘いに挑みたいです。
でもまずは技術を磨いて、ケガないように走る事が一番ですね^^