ランニングフォームの極意を本当につかんだかもしれない
ここ1ヵ月程の練習で、体得したいフォームがありました。
骨盤が回旋し、上半身と下半身が連動し、
脚のどこも力まずに地面の反発で進む
でんでん太鼓のようなフォーム
たまにこの感覚を得られて、本当に楽に走れます。
しかしなかなか上手く再現できず、
・腕振りの仕方を変えてみる
・腰高のフォームにしてみる
などもがきながら走っていました。
だんだんと、再現できる時間も長くなってきましたが、
先日のランで、遂に100%再現できるようになりました!
きっかけは、みやすのんきさんという漫画家さんの本
上半身と下半身が、対角線上にねじれるのではなく、
同じ側を前に出すというのです。
左肩を前に出せば、それに引っ張られるように右足が出る、
それで骨盤が回旋していく、と思い込んでいたのですが、
左肩が前に出れば左足を前に出すイメージ、だというのです。
歩き方を考えてもそれではおかしいのでは?と思ったのですが、
結局はこの教えがはまりました。
専門的なことは本に書いてあるので割愛しますが、
下のイメージがしっくりきました。
↑
この絵、金哲彦氏の本の写真をそのままディスっているように見えます^^;
また、大転子の左右側でピンポンラリーをするイメージをしました。
これにより無理なくお尻や内転筋の筋肉が使えます。
スピードを上げたければラリーを早くします。
腕ふりについても色々考えていて、
腕は真後ろに振る、
肩甲骨を振る、
八の字に振る、など
振る事ばかりを考えていたのですが、
本によると、
腕は「振る」のではなく「振られる」だけ。
上から見て八の字になるようコンパクトに腕を折り畳み、
あとは振られるだけ、とイメージしました。
すると上記のピンポンラリーもうまくいきますし、
悩んでいた肩こりも解消されました。
実はみやすのんきさんの本、以前に図書館で借りて読んだのですが、
金哲彦氏の本を真っ向から否定していたし、
言葉が難解だし、
自画像の絵のタッチがなんとなく嫌いで(ごめんなさい)
さっと読んですぐに返却してしまいました。
あるブログからこちらの本が紹介され、
もしかたらと思い再読してみたら、ピタリとはまりました。
もっと早く気づけば楽に走れていました。
でも、膝の痛みに悩んでいた時期があったから、
練習でもがいていたから、この発見があったのだとも思います。
まとめますと、
①同じ側の手足を出す
②大転子でピンポンラリー
③腕は振るのではなく振られる
という意識だけで、すごく楽に走れるようになりました。
少なくても10kmなら、全く疲れも痛みもなく走れました。
頭でごちゃごちゃ考えながら走っていましたが、
やっと自由自在に再現できそうです。
例えるなら、竜の騎士の力を自由自在に出せるようになった気分です。