死ぬまで走りたい
突然ですが私は介護、医療関係の仕事をしています。
大学を出てからずっと、高齢者の方と関わっています。
今は事務系の仕事をしていますが、介護現場にも数年いました。
これまで何百人という高齢者と接してきて、思うことは、
主体的に、目標を持って生きている人ほど楽しそうな老後を送っている
ということです。
転んで骨折しても、病気になっても、目標を持ち、それに向かって自分で考え行動していく人は、目の輝き、声の張りが違います。
ある80代の女性の方は、一度太ももを骨折し歩けなくなりましたが、必死のリハビリで
ひとりでバスに乗って遠出できるくらい元気になりました。
「まだまだ行きたいところ、見たいものがたくさんある、老後のために足の筋力を鍛えたい」
とおっしゃいます。
80代でも「老後」という言葉が出てきたのにはびっくりしました。
私もこのような高齢者になりたいと思いますが、そういう方に出会うことはごく稀です。
よくあるのが、
若い頃から家事も育児も妻に任せてきた男性。定年退職してから趣味もなく過ごし、認知症になる。
こういう方をかなり見てきました。
もちろん、仕事一本に生きてきて趣味を持つ暇もなかったのだと思いますが、
定年退職してからの生き方というのはとても大事なのだと考えざるを得ません。
男性に限ったことではないのですが、
主体的に生きていないと、認知症になる可能性がとても高いように感じます。
なんでも人に任せていると、脳が働く機会もなくなるのでしょう。
さて、こう言っては大変失礼ではありますが
反面教師となる高齢者の方々をたくさん見てきたので、
「楽しい老後を過ごしたい」という意欲が人一倍あります笑
私の場合、具体的には、死ぬまで走り続けたいと思います。
70歳まで、とか90歳まで、とか決めずに、走れる限り走りたいです。
胃袋が小さくならなないように、ごはんも沢山食べたいです。
山登りも一生続けたいです。
読書も好きなので、本も読み続けたいです。
病気や怪我でやめてしまうかもしれませんが、
それらを予防できるように、日々の健康管理に気を付けていきたいです。
(余談ですが、ランナー全般、健康面の異常の察知には敏感なのだそうです。
走れなくなるのは嫌ですからね)
具体的な目標でいえば、こちらの方です
以前にランスマの番組にも出演されていました。
1人でも、仲間とでも、楽しそうに走る姿が印象的でした。
もしくは、マラソンではなくなりますが、この方
です。
ボディビルダーを目指しているわけではないのですが、
老化に抗ってこんな肉体を作れるということに希望を持てます。
その人の人生が幸せだったかどうかというのは、
結局は死ぬ前のひとときで、幸福感を持てるかどうかなのかと思います。
こうなりたくてなったわけじゃない
という高齢者の方もたくさんいると思いますが、
原因があって結果があるわけなので、
結果に至るまでの原因はすべて自分次第なのかと思います。
逆境の中でも、
人のせいにせず、
自分で選んで考えて、生きていきたいなと思います^^