湿布について考える
ランと「湿布」について考えます。
私は昨年12月に右足首を痛め、走るどころか歩いても激痛が走る状態が2~3週間続きました。
整形外科へ行き、滑液包炎と診断され、ロキソニン成分100mgの湿布をもらいました。
ランを諦め毎日祈るように湿布を貼り、3週間程で痛みは消失しました。
それ以来、足首の痛みはありませんが、膝や股関節など、ハードな練習後は他の部位をちょいちょい痛めてきました。主に膝です。
痛む度に、湿布を貼ってきました。
3月にドカ走りをしてからは膝が慢性的に痛く、でも練習は続けたくて、湿布を貼りながら練習するという毎日でした。(朝のラン後に痛んで、夕方には痛みがなくなっています)
しかし思うように良くなりません。(おとなしく走るのを我慢すればいいのですが)
湿布の在庫はまだあるのですが、使うのが勿体ないと感じ、
しばらく湿布を貼らずに過ごしてみました。
すると、貼っても貼らなくても痛みの具合が変わらないことに気づきました。
湿布を貼っても根本的な治療にはならず、あくまで対症療法だとは思っていましたが、
色々調べてみると下記のようなサイトも見つけました。
簡単にまとめると、湿布によって
①血管が縮む
②血液の流れる量、勢いが減る
③筋肉、神経へ送られる酸素の量が減る
④神経の働きが鈍り痛みが感じにくくなる
で、要は自然治癒力が弱まるようです。
もちろん、湿布の使い方によるので、急性の痛みに対しては効果もあると思います。
私のように慢性的な痛みに、毎日のように湿布を貼っていたのは、良くないのかなと考えました。
何が正解なのか分かりませんが、これから数十年と付き合う自分の体なので、いろいろ実験してみたいと思います。しばらく湿布は封印します。