自己紹介③
山の楽しさに目覚めましたが、冬になると山に登ることができなくなります。
それでも体が鈍らないように、2019年11月初めから、仕事前にウォーキングを始めました。はじめは公園をぐるぐると20分程歩いているだけでしたが、ただ歩いているのも飽きてきて、ゆっくりと走り始めてみました。この頃は、走ることには絶対にはまらない、と思っていました。少しスピードを出すだけで膝が痛くなるし、そもそも単調でそんなに楽しくない。山や自転車なら、どんどん風景が変わって楽しいのに、走ることはなんてつまらないんだと考えていました。
しかし、朝に走ると、汚い話ですが、お通じが良くなってきました笑。 内臓が揺さぶられるためでしょうか。昔から1日1回お通じがないと嫌で、丸1日ないと気分が憂鬱になっていました。
ゆっくりでも朝にランニングすると、その後必ずお通じがあると気づきました。この頃の私は、お通じのためにランニングをしていました。といってもせいぜい2,3キロだけでした。
続けていると、今日は昨日より少し長く走ってみようかな、という気になってきました。2週間くらいかけて、ようやく5キロを走れるようになりました。
すると、ひょっとしたら10キロでも走れるんじゃないか?という欲もわいてきます。10キロといえば、私が高校生の時のマラソン大会と同じ距離。当時は運動部なのに走るのが遅く、憂鬱で、苦痛なまま何とか走り終えた記憶しかありません。
今、また10キロ走ることができれば、当時の嫌な記憶もなくせるかも、と思ったのです。
体がなまらない為のランニングから、お通じのためのランニングに変わり、次は10キロを走るためのランニングに変わっていきました。
それまでは仕事前だけ走っていましたが、休みの日の朝も走り始めました。ただ、5キロを超えると体のいろいろな部分が痛くなってきます。膝、ふくらはぎ、背中など、だいたいの痛みを経験しました。
ここでようやく、ランニングフォームに意識が向きます。走り方が悪いから痛くなるのではないか?と。ネットや、図書館で借りた本で、ランニングフォームを勉強し始めました。
読んではすぐに試して、自分に合っていればそのまま取り入れ、合わなければすぐやめて、と繰り返していきました。
色々読みましたが、金哲彦氏の本が一番自分にははまりました。
続きます。